紹介
最近は Atom より Visual Studio Code がお気に入りなんで、Markdownを書くエディタで「これがないと困る!!」という機能を実装してみました。
nobuhito/vscode.actionlock
ActionLock is a magical command inspired from Howm.
このページにたどり着いた人たちは ActionLock とか Howm とかでピンとくる おっさん おにいさんが多いと思いますが、そうです、あの機能です。エンターキーを叩くだけで空気を読んでいい感じに処理してくれるあの機能です。
とは言っても、本家のなんでも出来る感にはまだまだ程遠いのですが...
なんて言う説明だけでは Visual Studio Code を開発に利用している Howm を知らない今時の若い人たちには伝わらないと思いますので、簡単に機能を説明してみます。
機能
YYYY-MM-DD 形式の日付を手軽に変更
YYYY-MM-DD
形式の文字列を見つけると、日付と認識して下線が引かれます。その文字列にカーソルを移動させて Enter キーを叩くと、 QuickPick
に日付の候補がリストアップされます。
10日後までの各日付、二週間後、一ヶ月後、二ヶ月後、三ヶ月後、半年後、一年後といういかにも選択しそうな日付を適当にリストアップしてあり、日付に対する適当な情報も文字列として補足してあります。
ですので、例えば next monday
などと入力してもちゃんと来週の月曜が絞り込まれますし、 nm
な感じの略語でも同じように絞りこめます。
本家っぽく +20
とか入力すると展開して20日後の日付を返すようにもしたいのですが、現在の QuickPick
の仕様では動的に候補を作り変えることはできないみたいですね。事前にたくさんの日付を準備するって手もあるんですが、キリがないし重くなりそうなのでやめときました。
(と、ここまで書いて、10日後というところは変数化して自由に変えることが出来るようにするのもいいかもと思いついたのでそのうち実装しとく。)
事前に定義しておいた内容で順番に切り替え
もう一つの機能は、事前にリストを設定しておくと順番に文字列を入れ替えるというものです。
これも日付と同じように切り替えできる文字列を見つけると下線が引かれますので、カーソルを移動させて Enter キーを叩くだけのお気軽さ。
使えるケースとしては以下が考えられますね。
- 絵文字を利用する今時のコミットログ用に使える絵文字を登録しておく
- GFM 形式のREADME用に
[ ]
と[x]
を登録しておく - ブログ等で使うタグを登録しておいて揺らぎをなくす(多いとそれはそれで大変そうだが)
インストール
インストールは Visual Studio Code のインストール方法または、 マーケットプレイス からのダウンロードでどうぞ。マーケットプレイス → nobuhito.actionlock
まとめ
- Howm の ActionLock って便利だったよね
- Visual Studio Code はかなり良いよね
- ActionLock っていう拡張機能を入れると日付指定が楽になるよ
- ActionLock っていう拡張機能を入れると文字列を簡単に切り替えられるよ