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Google翻訳で英訳するときのTips

Feb 4, 2018  
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Issueでのやり取りやプロダクトのREADME等、最近英語でやり取りする機会が増えてきてる今日このごろ。

そんな時にお世話になるのが、めっきり精度があがってきた Google翻訳 なわけです。

もう、かなりお世話になってます。これがなきゃOSS活動もままならない位に。 (笑

そんな感じで活用してるのですが、結局変な英語になってうまい具合に英訳ができないって話も聞くんですよね。

でも、ちょっとGoogle翻訳の仕組みを理解すればいい感じに英訳出来るようになるので、その記事では仕組みとその仕組みに沿った翻訳の仕方をTipsとして紹介したいと思います。

まず、Google翻訳の仕組みから。

今時点でのGoogle翻訳はディープラーニングを活用した翻訳になっててかなり精度が良いのですが、それ故学習したデータにない単語とか言い回しとかになると翻訳はなかなか厳しい時がありそうです。それでも文法が同じだったりすればそれなりに良い結果が出そうなのですが、日本語と英語では文法がまるっきり違うので100%というのは将来的にも厳しそう。

もう一つの特徴として、例えば日本語からスペイン語とかに翻訳する場合は、日本語を一旦英語に翻訳した上で英語からスペイン語に翻訳という二段階のステップを踏むことになるところです。直接翻訳できる言語もあるみたいなのですが、翻訳元が日本語だと直接翻訳できる言語はなさそうです(未確認)。

また、翻訳した結果を確認するために 日本語 → 英語 → 日本語 というようにしてる人も多いと思います。ここで最終的に意味がわからない日本語になったら翻訳に失敗という感じなわけです。

しかしこれを先の仕組みと合わせると、英語への翻訳を噛まさずに直接 日本語 → 日本語 の翻訳をしても内部的に一旦英語への翻訳を経由してるのでは?という推測ができます。というか、翻訳結果をみると同一にはなっていないので、そういう動きをしてると思います。

この動きを利用し、日本語 → 日本語 への翻訳させて翻訳元と翻訳先が同じになっていれば、日本語 → 英語への翻訳と英語 → 日本語への翻訳の両方が期待してる精度が出てることになるわけです。よね?

ということで、

日 → 英 への翻訳は、一旦 日 → 日 でGoogel翻訳が理解しやすい日本語にした上で行うのが良い

というGoogle翻訳のTipsが出来上がるわけです。

これを意識して、「日日の翻訳を行ってから日英する」ようになったら翻訳された英語もわかりやすくなって、大変効率がよくなりました。わかりやすい日本語はわかりやすい英語になるんで英語が苦手な人でも理解出来るレベルになると思います。

Google翻訳で期待した英訳が出来ない時は、このTipsを試してみてください。


だが、いくら翻訳の精度が上がったとしても、若い頃に英語を勉強しておけば良かったという後悔はいつまでも続くわけである。